今月引き渡しをうけました、東京都八王子市の買取ケースをご紹介させていただきます。
相続後、不動産の売却の相談を受けて非常に多いケースが
お客様自身が、遠方に住んで居るケースです。
今回の八王子市の物件も、相続をうけたお客様は埼玉県に住んでおり
土地の所有者様は茨木県にお住まいになっていました。
「もう住むことはないし、かと言って空家にしておくのは不安だし管理が出来ない」
ほとんどの方がこの様な事を思っているのではないでしょうか。
私自身、父方は青森県に住んでおり、その土地を相続したところで
行くこともなければ、管理なんて正直出来ません・・・
父には申し訳ない話ですが、すぐに地元の不動産屋に相談して売却の段取りをすると思います・・・。
普通の物件であればそれでスムーズに話が進むことでしょう。
「普通の物件」であれば・・・
不動産の売却の場合、いや車の売却もそうでしょう、「良い・普通・悪い」当たり前ですが
そこが重要です。
相談を受けて、物件調査をした場合
「普通の物件」じゃないケースは多々あります。
前面が私道、再建築が出来ない、違法建築、過小宅地、借地権、底地権
そうなると、不動産の価格はどんどん下がっていきます。
不動産の価格が下がれば、売却を頼んだ不動産会社の報酬も減っていきます。
そうすると、割に合わない、やってもマイナスにしかならない等
不動産会社が取り合ってもらえないケースもたくさんあります。
弊社が買取をさせて頂いた今回の八王子市の物件も、一癖も二癖もある物件で
尚且つ、土地の所有者が相続人の方と別の人で、茨木県にお住まいになっているケースでした。
普通の会社なら、取り扱いはしないでしょう。
弊社の場合、ご紹介又はお問い合わせを頂いたお客様に対して
対応可能なエリアの範囲であれば、どんな物件でもお断りはせず、お客様へ一番いいご提案が出来るよう
常日頃から努力しております。
今回も何度か茨木のほうにお伺いをして、土地の所有者様とお話をさせて頂き
測量、分筆登記など、取引を円滑に進められるよう努めてまいりました。
その結果何とか無事今月中旬に、物件のほうの引き渡しを受けることが出来ました。
N様、K様ありがとうございました。